• 成瀬 紫苑

『人間裏街道』過去作

データを整理していたら『人間裏街道』を漫画で描いていた時の原稿が出てきたので、せっかくなので載せておきます。

とはいうものの、内容が暗くて重い&若干厨二入ってて羞恥心が勝ったので、まるっぽ漫画として載せずに抜粋しました。


二十枚近くあるので、(内容ではなく記事自体が)重かったらすみません。

正直、過去の自分、めっちゃ絵が上手くてビビったよ。



※※以下にいじめ、流血、残酷、ホラー描写(軽度)があるので注意してください※※




まずは表紙。



前編後編でわけていた模様。

この時のガラクは芸能人ではなかったので、バチバチにピアス開けてるんですが、これにも意味があったりします。それは後程…。



漫画でのアリスは「暗い」「不気味」と揶揄われるいじめられっ子でした。だけど創作が生きがいなので、生きる意味を持たない小説版のアリスとは根本から違っています。


いじめを受け、生きがいである創作すらもできない現実が受け入れられなくなった瞬間、メイが現れて裏街道に導かれます。


(設定が変えられなくて、右に話が進んでいく仕様になってます…)


裏街道に辿り着いてからガラクと出会って説明を受け、街の探索に入るまで。

この時のアリスは、「有栖川瞳」という名前で、苗字から「アリス」と取っていたようです。名前が瞳…。(ほぼ忘れていたんですが、安直すぎて当時の自分の思考を理解しました)


それよりも、背景、やばないか?この原稿は3Dの知識がない頃なので、全部手書きなんですよ。やばないか?



そして探索の中で、メイの闇が見え始めます。

うさぎ服のデザインが旧式のものだったので余計に狂気的に見えるな…。(うさぎこんなに歯ないよ…)



ガラクがこの世界について話そうとするとメイに口止めされるんですが、この後に自身のことについて打ち明けて、裏街道にはどんな住民がいるのかを説明します。

最後一枚だけ続いてないです。


ガラクは「元芸能人」ではないだけで、容姿が綺麗で妬みを買い、身体に傷をつけられた、という設定は小説そのままです。傷を隠すためにあえて刺青やピアスを施して目立たなくして「生」に縋っていました。

そして、徐々にアリスも世界が見え始め、裏街道について知り始めます。



アリスの涙という光シーンからのメイの闇。いや、メイ怖…。



そして最後、物語の最高潮場面。

漫画では、目の色が変わり始めた頃からアリスをアップで描かなくしていたんですが、やっぱりこれはビジュアルで見えてしまう形では難しかったな…。

だからこそ文字でちゃんと形にできてよかったです。


そしてこの後、アリスは表の世界に帰り、普段のいじめのある生活に戻るんですが、生きているな、と実感できるようになります。

メイの自害やガラクが表に帰るという展開は小説からで、漫画では二人はそのまま裏街道で生活しています。



久し振りに見返したんですが、ほぼ漫画の設定そのまま、というよりもこの漫画の設定にさらに付け加えて小説になったような感じがします、今思うと…。


これはちょうど二年前に描いたものなので、結構最近なんですよね。


えぇ、実はさらに原型があります。

一番初めはこれです。

やばばばばばばば。諸々恥ずかしいので一部隠してますが、高校生時に描いたものです。

初めて受賞&担当さんがついたのが「使徒的良法」というタイトルの作品なんですが、それの次に受賞したのがこの作品です。

当時の自分がいかに五文字漢字タイトルにハマっていたのかが窺える。



当時はオールアナログで、コピーも全く取っていなかったので、これ以外資料がないんですよ…。

とはいえこの時から、タイトルも話もキャラ名も服装も変わっていないことがわかるな…?ある意味、凄いのでは。


当時の落書きとかも見る感じ、ちゃんと三人いるし、キャラデザもほぼ変わらず、ガラクとメイに至ってはフルネームもそのままでした。


長い付き合いの作品をちゃんと形にすることができて本当に達成感!

特にアリスは小説で(主に内面を)大きく変更したのですが、アリスについては4月12日に更新されるお誕生日記事でかなり書いたのでそちらのほうで。



恋ゲは原案から珍しく小説にしようと漫画で一切書いてなかったんですが、オクリモノシリーズはもう多分リメイク数で言えば上位に食い込むレベルなので、また暇があればそちらも投稿します。