

成瀬 紫苑
- 2022年4月29日
2022年5月22日関コミ64詳細
関西コミティア64の詳細です。 イベント名:関西コミティア64 開催日時:2022年5月22日(日) 11:00 ~ 15:00 場所:インテックス大阪 2号館 サイト:https://www.k-comitia.com/ スペースNo.【 B-34 】 《 お品書き 》 《 詳細 》 《新刊》【漫画】「四季の花-Season.春-」 2022.05.22 発行/A5サイズ 44p/¥600(イベント価格) 【漫画】「夢の国より春うらら-兄妹の境界線-」 2022.04.03 発行/A5サイズ 22p/¥500(イベント価格) 【小説】「人間裏街道」 B6サイズ二段組 180p/マットppカバー巻き/総文字数14万文字/扉絵あり しおり付き/¥1000(イベント価格) 収録作品:「人間裏街道」 【小説】「恋愛✕ゲーム」 B6サイズ二段組 280p/クリアppカバー巻き/総文字数20万文字 挿絵あり/しおり付き/¥1500(イベント価格) 【小説】「気まぐれ天気、恋予報。」 B6サイズ二段組 250p/クリアppカバー巻き/総文字数16万文字 挿絵


成瀬 紫苑
- 2022年4月29日
夢恋ほぼ完成しました。
成瀬です。 まだ完璧に完成ではないんですが、というかまだ一章分書けていないんですが…… 一応、何とか、 夢現の恋蛍ほぼ完成しました!締まりがない! 現在五時間目まで推敲終えてます。あとは六時間目とエピローグ部分を書くので 予想通り、文字数約15万文字になりそうですね!長い! ※本編ネタバレはないですが、作品への感情を吐き出しているのでネタバレカテゴリに入れてます。 五時間目で、何とかほとんどの伏線を回収し終えてあとは余韻のみなので、自分の中ではもうほぼ完成したと言っても過言ではない。(構成で言うと、起承転結の転まで終えました) 長かった……本当に終わるのかわからなかった……書いても書いても自分でも分からなくなってきていた……今回は特に仕掛けを入れていたので、本当にすごく時間がかかった…… 自創作の小説は、何気なく読み進められるような読みやすい文字で、ところどころふふっと思ってもらえたら良いな~ということを念頭に置いているので(そもそも語彙力がないので文芸的な難しい言い回しができないんですが…)どうやったらわかりやすいかな~複雑だと思われないかな~


成瀬 紫苑
- 2022年4月25日
「罰××ゲーム」part4:a tempo【完結】
上流階級の青年が、ゲーム攻略の為に「女好き」のキャラクターを演じる外伝 ←前「part3:presto」 【part4:a tempo】 天を覆う木々から漏れる日差しが心地いい。 残暑も終えて九月中旬に突入したことで、鬱陶しい湿度も感じなければ、凍てつく冷気も感じない。秋の来訪を待機中、といったところだ。 すでに履修済みの授業を受けるよりかは、年に数日しか訪れない貴重な気候を味わう方が良いに決まってる。 人の気配がするな、そう感じて目を覚ますと、目前に見慣れた顔があった。 「玲央、やっと起きた!」 西園寺 寧々(サイオンジ ネネ)は、アッシュ色のゆるく巻かれた髪を揺らし、甲高い声で口を開く。寝起きには少々、耳障りな声だ。 「受験シーズン真っ只中なのにさ。寝てばっかりじゃん」 「すでに、進路が決まってる余裕がある証拠だよ」 「あ、出た嫌味。玲央の場合、本当に余裕だからムカつく」 寧々は頬を膨らませてむくれる。この場で受験勉強をしていたのか、手にはプリントを所持している。 この空間は、本校舎から少し離れた庭園の片隅。人の話し声や雑音が届かず、心置きな


成瀬 紫苑
- 2022年4月25日
「罰××ゲーム」part3:presto
上流階級の青年が、ゲーム攻略の為に「女好き」のキャラクターを演じる外伝 ←前「part2:Andante」 【part3:presto】 体育祭まであと一週間と迫る中、今日はホームルームで当日についての諸連絡が説明された。 昼下がりの午後、襲う眠気に加えて退屈な事務連絡。担任は作業のようにプリントを読み上げ、周囲は暇そうに頬杖をつきながら聞き流している。俺も目を閉じて黙考していた。 普段と纏う空気が違うと感じたのか、いつも話しかけてくる隣の女も今日は黙ったままだった。 「あ、そうそう」と担任の言葉が聞こえて、僅かに目を開く。 「今年は、応援合戦の撮影は無いそうです」 クラスメイトは特に関心を示さない中、菅だけが明らかにショックを受けていた。 part3:presto 「今年は、応援合戦の撮影がないんだよ」 理事長は肩を落としながら、コーヒーメーカーを弄る。 「それは、残念ですね」 俺は表情を変えずに首を傾げる。 「毎年、そこにお願いしていたんだけどね、急遽、外せない撮影が入ったらしいんだ。一週間後だけど、どこかいいところあるかなぁ」 理事長は顎に


成瀬 紫苑
- 2022年4月25日
「罰××ゲーム」part2:Andante
上流階級の青年が、ゲーム攻略の為に「女好き」のキャラクターを演じる外伝 ←前「part1:Vivace」 【part2:Andante】 夏休みが明けた始業式。 陽光が肌に突き刺さる。今日は確か四十度を超えるはずだ。自らの足で登校する経験がほぼなかった為、一周回って新鮮ですらある。スクールバッグから制汗シートを取り出し、湧き出る汗を拭った。 校門前に立つ、小太りで丸い体格の教職員が目に入る。この暑い中、熱心に生徒を呼び出しては指導している。名前は忘れたが、確か生徒指導長だったはずだ。 俺の頭髪が目立つから忠告してくれたのか、夏休み前に隣クラスの海堂 菜々美(カイドウ ナナミ)に、この先生の情報を聞いたものだった。 彼女は『永遠印』をしていたが、カラーストーンが正規の色だった為、攻略対象から外れていた。彼氏持ちを攻略するのが面倒だとは考えなくてもわかる。退屈はしない女だったが、最近は連絡すらないものだ。 「おまえ、何だその頭は?」 案の定というべきか、小太りの先生は俺を呼び止めて指導を始める。海堂の言う通り、やはり頭髪が引っかかったようだ。 「や、